こんにちは!共働きで夫が家計管理している妻の方「しい」です。
20歳を迎えた我が家の息子ですが、「まさか!」のことが起こってしまいました。
詐欺未遂に遭うまでの流れ
息子のインスタのDMに知らない人からメールが送られてきました。
「プログラミング」「起業」に興味があれば連絡ください。
と言うような内容でした。
最近、専門学校に通っている長男は、自分の進むべき道に悩んでいる様子でした。
やりたいことが見つからず、燻っている。そんな感じでした。
息子は、そのDMに「興味がある」と返信しました。
すると、息子担当と言われる人・エリア担当?の人など複数の方がZOOMやLINEですぐに繋がって来て、毎日のように息子と連絡をとっている様子でした。
息子から「プログラミングを学びたい」「サポートしてくれるのでやってみたい」
と相談がありました。
私と夫は無気力な息子を見て来たので「いいんじゃない?」とか言っていました。
ただ、知らない人がビジネスに興味ないか?って聞いてくること自体はおかしいことだよ。考えた方がいいよとも伝えてました。
自分で考えて行動できる人になって欲しかったので頭ごなしに反対する事はしませんでした。
ある日、突然、被害に遭う。
ある朝、息子に「契約した」「50万円払った」「お金は消費者金融に借りた」
と報告がありました。
え?消費者金融から?
驚きと戸惑いが起こりました。
どうしようどうしよう。
夫へ相談
夫に伝えました。
もちろん、夫もびっくり驚きました。
もちろん、解約と返金したほうがいいとの判断です。
私も、同じでした。まだ学生に50万円は大きすぎる。
作戦会議
どうしようか?解約できなかったらどうしよう?
ものすごく考えました。
ただ、クーリングオフ期間過ぎてしまったら行けないので早く行動しなくてはいけません。
息子に今後について話さなくては。
・まず、解約したほうがいいと冷静に話す。
・消費者金融から借りると返済が大変と経験を交えて話す。
・新たなことに取り組みたいという姿勢は褒める。
・決して感情的にならない。
・怒らない。
・息子の気持ちをじっくり聞く。
・他の家族へは知られないように、プライバシーに配慮する。
ものすごく繊細な話だと思ったので、慎重に話をしました。
話の持っていき方によっては、逆効果になってしまいかねません。
息子に話した時の反応
息子に話したら、すぐに「やっぱりやめようかな」「堅実に普通に働いたほうがいいよね」
と言いました。
息子も実は、大金だと思っていて不安だったそうです。
よかった。息子が意固地になってしまったらどうしようと思っていましたが、おんなじことを思っていたことが分かって安心しました。

契約解除と返金をお願いする電話をした
息子と夫と3人で話し合って、電話をスピーカーにして話の内容を一緒に聞くことに。
まずは、担当の社員が電話に出ました。
「決めたんだから仕方ないね」
と話が終わるかと思いきや
「ちょっと上の人に変わるね」
とエリア担当?みたいな人へ変わる。
とにかく何を言われても「無理」というように事前に打ち合わせていたので息子も頑張って対応しました。
「せっかくの社長になるチャンスがあったのに。企業は大変だから、親も説得できないようじゃこの先も厳しいかもしれない。」
と言われていました。また
「起業するには50万円以上のお金がかかるのだからこれくらいの出費は仕方ない。」
というようなことも言われていました。
時間的には20分から30分くらい。
契約解除と返金の対応をしてくれるとのことでした。
結局未遂で終わった。
契約はしましたが、まだ何も始まっていなかったのでこの会社がマルチ商法の会社なのかそうで無いのかはわかりません。
ただ、知り合いでもない人へDMで勧誘をする手法は怪しいですよね。
今の時代普通なのでしょうか?昔で言う飛び込み営業?的な?感じですかね。
数打ち当たれて的な?私の中では無いですが。
契約後にすぐ解除の願いするという事は、その会社の方にお手数をおかけするのは間違い無いです。夫はそこは、マルチでない場合、向こうにも迷惑がかかったのでは?と考えているみたいです。
できれば、契約前に相談して欲しかったのですが、後から言っても仕方ないですね。
今の時代副業はした方がいいけど方法は吟味するべし
今の時代、定職につきながら副業していく事は必要になってくると実感しています。
私も、ブログを書いているのですから息子と同じように少しでも経済的な余裕が欲しいと考えています。
副業は勧めますが、方法については考えて慎重に行動して欲しいです。
今回の経験で、彼はきっと一つ大人になったことでしょう。
その経験が、良い方向への道標となることを期待しています。
返金が終わり、消費者金融へ借りた金額の返済をしたら、やっと終わりと言えます。
まだ、土日なのでまだ返金はされていませんが、ひと段落ついたので記事にさせていただきました。
この件を通して言える事は、家族同士で相談することの大切さです。
20歳超えているとはいえ、まだまだ子供です。
もう大丈夫と思えるまで、もう少し見守っていこうと思います。
息子のような不安な思いをしている方やその家族がこの記事を見て少しでもお役に立てればいいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
