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【幸運なひと】後編視聴後感想告知後にどう生きるか? 

こんにちは!しいです。

ネタバレ注意です!!

拓哉は告知後に抗がん剤治療を選びました。

自分だったらどうするのか?それを考えて見ていました。

持病を持つと、闘病系のドラマが直視できなくなるんです。

少なくとも私はそうなってしまいました・・・。あと、簡単に人が亡くなってしまう戦い系も見れなくなってしまっています。

そんな私でも、「みなければならない」と思わせてくれたこの作品の感想やとりとめのない気持ちを書いていきたいと思います。

 

・自分自身や身近な人が闘病中、ドラマを通して感情や考え方を共有したい。
・がん患者の生き方について知りたい。
・「幸運なひと」の感想を共有したい。

『幸運なひと』とは

以下、出典: フリー百科事『ウィキペディア(Wikipedia)

幸運なひと』(こううんなひと)は、2023年3月6日の21時から22時29分にNHK BSプレミアムおよびNHK BS4Kで放送されたテレビドラマ。子どものことを先延ばしにしてきた共働きの夫婦が、夫ががんを患ったことで「命の時間が子どもを授かるタイムリミット」という現実に直面し、キレイ事なしに向き合って夫婦関係を再構築していく姿を描く。

ドラマ本編終了後、同日の22時29分から22時59分に、同局でがんの当事者や家族と生田や多部が対話するドラマの舞台裏を記録したドキュメンタリー番組が放送された。

若い人のがん告知後の生き方

若くして、がん告知された方。本当に辛いです。でも、歳をとっていれば仕方ない?そうではないのですが・・・
命は有限ということはわかっているつもりですが、あまりにも早いと感じてしまいます。

むごい。早すぎる。悔しいと思うはず。
私は、奇跡的に40代まで生きて来れた。それでも、年上の人からは「40代は若い」と言われる。

20代30代はもっと若い。寿命というには若すぎます。

この目を背けたくなるような、若い人のがん。でも、実際に体験している方はいて、その家族もいて自分の子供も20代になった。

この作品は、実際の当事者やご家族の体験を元に作られているということだが、リアルなんだな。と思いながら視聴させていただきました。

拓哉が抗がん治療の選択・子供を作るという選択を嬉しくそして悔しく・寂しく感じながら見ました。

 

 

ドラマの中の医師はやっぱり熱い気持ちを持っていた

前半の感想でも書きましたが、物語に出てくる医師は、一見クールで淡々としている様で、実は熱いものを持っていました。

拓哉の子供を作る治療を「応援する」と言っていたし、「子供のために子供を産むなんて人見たことない」という言葉はある種、名言に近いと思う。


親が子供が欲しいと思って作る。子供を作るのは親のエゴである。そしてそれの何が悪い?ということ。
父親が亡くなるかもしれないと分かっていても子供が欲しいということは何も悪いことではないのだ。

親のエゴで産むのだから、子供には幸せになってもらいたいと心から願うのだ。親なら誰もがそう思っているに違いない。

咲良の出産時に感情をむき出しにして「おめでとう」と喜んでいた医師に心を打たれました。

 
 
 

自分の周りの人を大切にしたいと思った

この作品は、拓哉と咲良の感情の変化が中心。SNSなど出てこない。あと出てくるのは職場や家族、友達・病院だけだ。

結局、自分の周りの人を大切にできていれば良いのだ。人が出来ることはたかがしれている。そんなにすごいことができる人はほんの一握りの人だけだ。

一緒に住んでいる家族・ペット・職場の人たち、自分のことを気にしてくれている人との繋がりが大切なのだ。
ただ、自分という人を知らないSNS上での繋がりにも励まされることもある。これは、時代ならではのこと。

持病がある私にとって毎日が奇跡。キラキラしているし、寂しくなるし、悲しくなるし、怖くなる。
なんで生まれて、どうして死んでしまうのか?いくら考えても声は出ない。
だから、考えなくて良いこことはわかっている。
でも考えてしまう。

毎日、愛おしい人たちと何気ない毎日をいつまでも送れますように。

 

最後に:最後までどう生きるのか?を大切にしたい

生田さんと多部さんが当事者そしてそのご家族との対談の番組まで視聴しました。

がんと共に生きている方・余命を宣告された方・残されたご家族・・・みんな一生懸命今を生きていました。
強さを感じました。
私も、強くなりたいと思っています。
強く生きるってどういうことでしょうか?きっと普段通り、何気ない毎日を過ごしていくことなんじゃないかと思います。笑ったり、怒ったり、喧嘩したり、泣いたり。人間らしく生きること。

願わくば、もう少し生きていたい・子供達がどんな人生を歩むのか見守りたいと願う、欲深い私でした。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

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