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【PICU】第5話 視聴後感想 悠太としこちゃん先生の会話について

悠太の心の痛みは、医療従事者の多くが経験していることですよね・・・。

今回は第5話ラスト、しこちゃん先生・目を覚ました悠太との会話を中心に取り上げてみました。

悠太の想い

医者に限らず、命を預かる仕事についている場合、大抵時間関係なし。

そして真面目な人は手を抜かずに取り組むから、責任を背負ってしまうのだ。

悠太は、1年目からきっと大変だったのだろう。

あとは、職場環境。先にわかっていればそんなところ選ばない。入ってみないとわからないからなぁ。


「家に帰れなくて

患者さんとか先輩とかにきついこと言われると逃げたくなって

そんなの医者失格だ

ダメだ

ちゃんとしなくちゃって言い聞かせて

けど

死んだら全部終わらせられるかなって

そう思って

ごめん・・・!ごめん・・・!」


雄太がなぜ「死」を選んだのか?

仕事を辞めるという選択はなかったのか?

退職も時間がかかる。すぐには退職することは難しい。

本当に、今すぐにこの状況から逃げ出したかったのだろう。

辞めたいと思ったことがある人なら共感できるだろう。

ただ、自らの命を絶つという行為は相当追い込まれてたのだろう。

悠太・・・しこちゃんに相談できていればこんなことにはならなかったかもしれない。

このドラマを見て、きつい現実と戦っている人が「自分だけじゃないんだ」と思い立ち止まってくれている人が少しでもいますように。

しこちゃん先生の想い

しこちゃん先生は、命に対して真剣な人である。

まさか、悠太が命を自ら絶つなんて思いもしない。まっすぐな人。

初めは、悠太の行動に対して怒りを覚える。

でも、ここでお母さんの「悠太の命は悠太のもの」という言葉で考え直した。

普段は邪険に扱うのに、こういう時の母親の言葉はスッと入ってくる。


「悠太の命は、悠太のもんだよ

でもさ、俺のダメ話、誰ともできないじゃん。

お前のダメな話も。

死なないでよ。

悠太

俺たちさ

医者でもあるんだからさ・・・な?」


医者でもあるんだけど、「医者である前に人間」なのです。

心も体も健康でないと、医者はできない。

しこちゃん先生は、それでも「医者」を前面に出した。

それは、しこちゃん先生も医者だからだろうか?

生きたくても生きることができなかった子供達をたくさん見てきているからだろうか?

「気にかけてくれている」存在について

悠太の勤務先に悠太のことを気にかけてくれている人がいれば、こんなことにはならなかったかもしれない。

辛い時、誰かが気にしてくれれば救われることもある。

そういうもんだ。辛い時に辛いだけなのが一番辛い。

でも、悠太にはしこちゃん先生はじめとした仲間がいる。家族もいる。

きつい時には逃げてもいいんだよ。

植野先生→綿貫先生への愛あるお言葉

植野先生は常に優しい。

みんなに優しい。

こんな風に自分もなりたい。


いろんなことを抱えて、働いてもいいと思う。

でも、一人で抱えないでね。


一見、悠太のことを言ってるようで綿貫先生に言っていた。

ここにも辛い気持ちを抱えながら働いいた人がいた。

植野先生は、全方位に気を配れるものすごい人だった。

最後に

このドラマは、子供にフォーカスを向けすぎない。

でも、1話完結にならず継続して関わった子供たちが出てくる。

そこもリアリティとなっている。

真面目に向き合いすぎると、自分を追い込んでしまう傾向にある人はどこかで息抜きをして欲しい。

仕事と同じくらい、それ以上に自分のことを大切に。

楽しいと思えることを我慢せずに今すぐして欲しい。

生きるために仕事をするのであって、仕事をするために生きてはいけないよ。(仕事を楽しんでいる人は別!)

次回は、お母さんの病気が気になるところ。

お母さんもしこちゃん先生には言わないのかな?

お願い!ちゃんと言って!しこちゃん先生はみんなのことが大好きすぎるとても熱い男だよ!

「どうか 生きて」

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