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【体験談】子宮筋腫:手術した方がいいの?子宮全摘出を決めた理由

・子宮筋腫があると診断された!手術した方がいいの?
・手術を決めた理由は何だったか知りたい。
・子宮筋腫に関わる体験談が知りたい。

「子宮筋腫があります」と病院で言われた場合、治療はどうしたらいいのか?手術・注射・薬などの治療方法を医師と話合って決めていくことになります。
筋腫が小さいうちは定期診察で大丈夫です。


ある程度筋腫が大きくなると、手術するか?薬や経過観察で対応していくか?の選択で悩まれている方が多いのが現状です。治療次第で今後の人生設計や生活の質が大きく変わってくるからです。

このブログでは、15年前から子宮筋腫とお付き合いたの筆者(しい:40代)が子宮筋腫の症状がひどくなり2023年1月に子宮摘出を受けるに至る体験をレポしていきます。
今回は、手術を決めた理由・決め手についてお伝えします。

・子宮筋腫で手術を受けようか悩んでいる人
・子宮摘出の決め手が知りたい人
・体験談を読みたい人

筆者が子宮筋腫で子宮摘出の手術を受けるに至ったきっかけを記事にしました。
子宮筋腫の手術について知りたい人は、是非最後まで読んでください!

【症状】生活に支障が出るようになったから

決め手はやはり症状の悪化です。他の人と生理について話してみると私の出血の量は異常だなと感じました。
以下で悪化した主な症状について挙げました。

過多月経:ズボンや椅子を汚すようになった

生理の時の出血の量は元々多い方ではありました。ここ一年ほどでぐんと出血の量が増えてしまいました。タンポンも兼用・ナプキンを交換する回数は一時間おき。常に夜用の40cm以上を使用といった感じです。

ナプキンから漏れてしまい、ズボンに染みたり車のシートや職場の椅子・ソファに血がっ!!正直、ショックでした。

貧血:輸血レベルといわれた

15年前の子宮筋腫が分かった時から貧血がありました。お薬をもらいましたが、体に合わずに嘔吐してしまい、服用の継続を断念。。。自覚症状としては、目の前がクラっとなる立ちくらみがときどきありました。

昨年の採血結果で血色素(Hb)が8.0g/dlまでダウン。医師からこのままだと輸血が必要になるといわれ、サプリメントを開始しました。特別なサプリではなく、手に入りやすく市販れているものを毎日飲むことを心がけました。

今年の健康診断(6月)の採決結果

今年の採血結果はやや改善して9.7g/dl。医師からは輸血の話は出ませんでした。サプリメントを継続しました。

一般的には、成人女性:1.4g/dL以下で「貧血」と判断されます。 さらに、Hb(ヘモグロビン値)が7~8g/dL以下になると、ほとんどの人に息切れやめまいなどの貧血症状が現れます。

 

 

生理痛がひどい:鎮痛剤を飲み続けた

生理前の前から下腹部痛がありました。かかりつけの医師に頼んで鎮痛剤(ロキソプロフェン60mg)を服用していました。仕事ができないほどではないでしたが、周りに生理でお腹が痛いとお知らせして普段よりセーブした業務をさせてもらっていました。(今の職場には恵まれています)

病院からの処方で足りない時には市販の鎮痛剤で対応していました。
鎮痛剤は発熱などでも使えるのもあり、今でも必ず常備しています。

 

他にも:動悸・息切れ・口内炎・頻尿

全部が子宮筋腫からくるものかはわかりませんが、生理以外の時にも常にありました。
今思うとたくさんの症状に悩まされていてよく普通に生活できていたなと。体格的には肥満ですので太っているからかな?と思っていましたが、注射で生理が止まっている今、動悸も息切れも口内炎もなくなりました。口内炎は常に口の中にあったので市販薬を毎日飲んでいました。やはり、子宮筋腫からくるものだと考えずにはいられません。

閉経がいつ来るかわからない

閉経まで月経方や貧血に耐える自信がありませんでした。

「いつまでに終わる」と分かっていればそこまで頑張るのですが、閉経の年齢には個人差があります。どこまで頑張れるのか?自分に聞いてみました。ちょっと頑張れないかな・・・?あと数年で閉経がくるかも?・・・いや!今まで頑張ってきた!もし手術が可能なら、お願いしてみよう!とポジィティブな手術。

職場でも責任あるポジションになった。子供達も大きくなった。高校受験も終わった。タイミング的には今かなと考えました。

健康診断で心臓の異常は子宮筋腫が原因と言われた

職場で年に1回受ける健康診断。毎年「貧血」「心拡大」「心電図異常」をいわれていました。とうとう今年は「子宮筋腫があるかぎり良くならない」と健康診断の医師に言われてしまいました。

子宮筋腫の悪循環

 

子宮筋腫で月経過多→貧血→体に酸素を運ぶ機能低下→心臓が一生懸命動く→動悸・息切れ→心臓が大きくなる→心電図の異常となる

子宮の病気なのに、全身に異常が出始めてきていました。

まだ40代半ばなので元気でいたいです。せっかく健康診断でアドバイスもらったのですから計画的に治療していくことにしました。

筋腫が大きくなっていた

筋腫は個人差がありますが、大きくなる場合とあまり大きくならない場合があります。
子宮筋腫が大きくならない場合は、そのまま妊娠出産も可能です。私の場合は、大きくなっていました。約15年かけて大きくなっていました。


上の画像は手術をする病院で治療方針を決める時のMRI検査の画像。

医師からの説明では、大きさは12cm・重さは500g 大きいのでやはり手術した方がいい。

検査結果プリントの所見欄には大きさだけでなくて、cellular leiomyomaの変異型あり。右の卵巣は子宮筋腫があるので良くわからないと書いてあります。気にはなりますが、医師からの説明としてはなかったので敢えて言わなくてもいいようなことだと思うことにしました。

右の卵巣については、筋腫が取れれば分かるのかな??

 

違う病院の3人の医師から手術を勧められた

1人目は、人間ドックの医師(総合病院)から。
2人目は、健康診断の医師(職場のかかりつけ医)から。
3人目は、手術する医師(地域でも大きい総合病院)から。

結果的にセカンドオピニオンになりました。1年の間に3人の医師が手術をした方がいいというご意見でした。
手術をするということはとても勇気がいることです。違う病院の3人の医師から言われれば説得力が増します。自分も納得できました。

徐々に大きくなっていったおかげで急に入院ということにはならずに、計画的に入院・手術となることができました。そこは良かったところです。

 

職場の雰囲気がいい:休みやすい環境

今の職場の雰囲気がよく、病気で休みやすい環境にある。働いている女性にとってはとても大切なことです。
他の職員が病気や出産でフォローを頑張った分、自分の時もよろしくお願いします。という感じです。

どんなに手術が必要でも職場環境次第では先延ばしになることも予想されます。職場より自分の健康の方が大切なのはいうまでもありません。ですが現実は結構休みづらい環境がネックで治療が止まってしまうことも多いです。

自分の人生のために、子供や家族のために、思い切って手術をしたいと相談してみてください。意外と理解ある上司も多いです。

出産の予定がない・子育てがひと段落ついた

 

40代半ば、もう子供は産みません。長男の就活も夏に終了。下の子は16歳、高校受験も終わり次来る大学受験まで数年あります。この大学受験までの数年の間で手術がいいタイミングでした。

小学生や保育園の子供がいる頃であれば、考えていたかも知れません。
もし、子供がいる場合は子供の年齢や子供の環境と大きく関わってきます。家族とよく話し合っていつがベストなタイミングか?を考えることをおすすめします。子供はお母さんが大好きです。ちょっと心配させてしまいますが、お母さんの手術となればきっと色々協力してくれることでしょう。

 

最後に:筋腫からくる症状があれば早めに手術の決断を!そうでなければ医師と相談しながらでOK!

 

子宮筋腫の手術を決めたきっかけ理由について、私の経験を元にまとめてみました。
手術をした方がいいか?ということは基本的には医師が決めるのですが、「手術をします!」と決断するのは患者である自分です。

決断する理由は、症状の悪化が一番です。その次に来るのは自分の置かれている環境・家族の状況次第となります。緊急に手術となると入院生活もいろんなことが気にかかりに治療に専念できません。どうせ手術をするなら自分のいいタイミングで計画的に行えた方がいいですよね。ただ、そんなに簡単にはいかないのが病気です。

子宮筋腫で子宮全摘の手術をするかどうか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。私もあと2ヶ月で手術となります。一緒に乗り越えていきましょう!最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

 

 

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